の〜ちゃん夫婦のタリ ツアー

第5日目

 「ジリジリ〜ジリジリ〜・・・・」、寝入りなはの真夜中1時にアラームが大きく鳴り響き叩き起こされた。バルコニーに出て見たが非常ベルで騒いでる部室の場所が判らない。ドアーを開けて通路に出て見たがここでもアラーム音だけが鳴り響き部屋から人が出ておらず静かなものでした。通路を少し歩いてみると、どうも隣の部室からアラーム音が聞こえるらしい。10分もするとアラームが鳴り止みホテル内はシーンとする。このホテルの非常ベルはバスルームの低い場所にあり、浴槽で誤ってアラームの紐を引いたのであろうか?。迷惑な事だΨΨ。

 アラーム騒動にかかわらず予定通りのスケジュールが待っている。

 7:00起床、8:00荷物回収、8:30ホテル発。ホテルの場所はナポリ駅前なので、ポーターが運ぶ荷物(台車に積まれたスーツケース)と共にナポリ駅へ歩きました。

 9:30ナポリ発のユーロスター2等でフィレンツェ駅までの列車の旅です。列車は途中ローマ駅だけに停車です。ローマ駅を出発してフィレンツェに近づくと車窓に雨粒が糸を引いています。車外はミゾレになったようにも思えました。
 フィレンツェには30分遅れの4時間で着きました。荷物はポーターがバスに積め込んでくれたので我々は自分の荷物があったかの確認で済みました。

 フィレンツェでは通訳のアオキさんとガイドのエルケが待っていました。添乗員から2人を紹介され食堂へゆきます。

 昼食の後、店を出て点呼した際にテーブルの料理に余りがあったといわれ、「誰がいなくなったか?」添乗員は大慌てになりました。Uさんがいない事に気付きます。

 Uさんのいない一行は通訳とガイドに連れられて「ドゥオモ」前広場へ行きました。土曜日の午後という事で人手が多く、うっかりすると迷子になってしまいそうです。

 「ドゥオモ」は無数の尖塔に飾られた外観、と内部の天井・壁を飾る絵、ステンドグラスの見事さ、そこから祭壇にさし込む斜陽光、印象深いものでした。


 「ドゥオモ」前広場からシニョーリ広場へ行く途中で、行方不明になったUさんが偶然見つかりました。あれだけ大勢の人でごった返した「ドゥオモ」前の広場で会えるなんて奇跡だったと思います。 (Uさんは、仕事で海外になれていたので慌てずにホテルへ行き、単独でドゥオモやウッフィーを見学するつもりで来たと言っていました)

 夕暮れに包まれはじめたシニョーリア広場は「メディチ家初代」の銅像や「ポセイドン」の噴水、「メドゥサを退治したペルセウス」の銅像、その他大理石の彫刻「ダビデ像のレプリカ」などで飾られていました。


 「ビーナス誕生」の名画がある「ウッフィー美術館」は、ここから向います。「ウッフィー美術館」の見学は、従業員の待遇改善ストが予定されていて、見学は明日に振り替えてありましたが、偶然にも急遽スト中止があり、添乗員の交渉で予定通り今日入れる事になりました。

 通訳、ガイドに導かれて入場します。スト騒動の影響で待ち時間は20分程度で入れました。内部の混雑も絵画鑑賞に邪魔にならない程度の人混みで「ラッキー!!」でした。「ビーナス誕生」の絵は照明の加減か、美術書やパンフレットで見た色彩よりボケて見えました。  それでも 本物は違う! 感激!!

 

 夕食の後、ホテルへ向う途中で、ライトアップされた「ダビデ像」が置かれた「ミケランジェロ広場」へ寄りました。ここは高台の公園でフィレンツェの町並みが夕陽でシルエット状に見えました。

 

 フィレンツェでのホテルは、街中から離れて周囲は住宅街だったようです。旧いホテルで貴重品ボックスや冷蔵庫も置かれていませんでしたが、バスタブ付のバスルームで助かりました。

[第6日へ続く]

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