の〜ちゃん夫婦のタリ ツアー

第3日目

 7:00起床、8:30荷物回収、8:55ホテル発、バス(ナポリから前夜に来たバスでドライバーはミケーネ)でテルミニ駅近くのフリータイム後の集合場所を確認して、13時までの自由行動になりました。

 ローマの町は、至る処に遺跡があり、地下鉄を敷く工事も深い場所を通すので大変なようで、A線とB線の2本だとのことです。鉄道のテルミニ駅はローマのターミナル駅として終着点になっています。

 そのテルミニ駅前から共和国広場へ向って歩きます。広場に続く「サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会」(84才のミケランジェロが設計したといわれる)へ行き内部に入り見学させてもらいました。天井や壁の絵、ステンドグラスいずれも見事なものでした。

 広場に戻って、さらに「サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリオ教会」へ歩きました。小さな教会で、注意して歩かないと見落としてしまいそうです。入り口も簡素で素っ気無く、物乞いの女性が一人座っていた階段を上り、戸を開けて入ってから目をパチクリです。ビックリ!!!。内部空間の広がりと左右の壁、正面説教壇、天井の絵、ステンドグラスから入る光線、バロック風の派手な装いが輝いて見えます。

 道へ戻りさらに先へ歩きつづけると、いかめしい軍服姿がそこかしこで警備しているスペイン大使館に出ました。大使館正面からは昨日来たスペイン広場の階段に続いています。

 ここからテルミニ駅へ戻ることにします。途中では母娘のジプシーが近寄ってきて、ダンボールの切れ端を陰にしてバッグに手を伸ばしてきましたが、ショルダー掛けをしていたので異なきを得ました。添乗員の話ではヒッタクリが横行しているということで、近づいたら大声で撃退することだといわれました。

 テルミニの駅へ戻り、ショウウインドーやホームに入っている電車を眺めて指示された10分ほど前に待ち合わせ場所に着きましたが、5人ほどしか戻っていませんでした。

 昼食を済ませてからナポリへ移動します。バスは有料道路を利用してローマの市街地、田園を通りベスビオ火山を眺めて、ナポリのコンビナート地帯を抜けて市街に入ります。サンタルチア港へ行く道は夕方のラッシュにぶつかり東京の首都高速並の大渋滞でした。この光景は毎日の事だそうです。

 バスは市街電車の線路上を違法走行してサンタルチア港目指して走ります。途中で交通整理の警察官を見たマイカーは道路へ出て行きましたがバス運転手は図々しく線路上通行を続けます。

 そのお陰か夕日が落ちる前にサンタルチア港にたどり着き、夕食までの2時間ほど周辺をバス観光しました。無骨な城壁がそびえるカステル・ヌォヴォ城、海岸に突き出たカステル・デローヴォ(卵城)を巡ってバスは細い山道へはいりました。この小高い山は標高300mほどで高級住宅街だそうで、見晴らしの良い場所だと住宅の価格は一般住宅の十倍ほどになるそうです。(ミケーネの話し)

 山道の途中で市街の景観を楽しんでから夕食のピッツア屋へ行きました。ここのピッツアは大きく美味しかったです。半分ほど食した時間で下げられてしまいデザートになりました。同行者の皆がもう少し食べる時間を長くと希望するほどで良い味でした。

 今日も、ホテルへのチェックインは21時を過ぎてからでした。添乗員から日課の明日予定を聞いて部室に入ります。角部屋のためかトイレ・バスルームがベッドルームより広く感じられました。又、中庭に面してバルコニーがありました。

[第4日へ続く]

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